起立性調節障害について

2023年11月10日

朝、お子様がなかなか起きられない、学校で立ちくらみやめまいを訴えることはありませんか?

中高生の約5%が経験する起立性調節障害。

この意外と知られざる状態は、あなたのお子様が毎朝の起床に苦労する原因かもしれません。起立性調節障害とは何か、そしてなぜこれほどまでに多くの若者が影響を受けているのか、この記事で深く掘り下げていきます。

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起立性調節障害とは

自律神経のバランスが崩れることで、立ち上がったときに脳への血流が不足し、立ちくらみやめまいなどを引き起こす状態です。本人の努力だけではなく、適切な治療が必要なのです。

​どんな症状?​

立ちくらみやめまいだけでなく、集中力の欠如、頭痛、朝の起床困難、夜間の不眠など多岐にわたります。特に低気圧の日には症状が悪化することもあります。

しかし、初期症状に気づけば、治療は比較的容易です。

起立性調節障害は、多くの場合、適切な生活習慣の改善で症状が軽減されます。

事実、早期に適切な対応を行った場合、約80%の患者さんが改善を報告しています。

しかし、この問題の広がりを見ると、中高生の約5%、つまりクラスで一人がこの問題を抱えている可能性があり、特に女子中高生に多く見られます。

もし症状が見られたら、専門医の診断を受けることが大切です。

日常でできること

  • スマホの使用を見直し、長時間の使用を控える(特に寝ながらスマホや1~2時間連続して見ないこと)
  • ストレスが感じられた時には、深呼吸をしてリラックスする
  • 正しい姿勢を心がける

また、鍼灸治療が自律神経のバランスを整える助けになることもあります。

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今日からできること

今日からお子様と一緒に、日々のスマホ時間を少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか?

それだけで、起立性調節障害の予防や改善につながる一歩を踏み出せるかもしれません。

お子様の健やかな成長をサポートするために、まずは小さな生活習慣の変更から始めてみましょう。

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