肩こりと頭痛〜顎関節症や歯ぎしりがある人におすすめのセルフケア〜
2024年12月18日
こんにちは。
もうすぐクリスマスですが小学校5年生の
長男がまだサンタさんを信じている雰囲気を
匂わせてくるのでどうしたらいいものかと
悩んでいる今日この頃です。
さて、前回は肩こりと頭痛に対するテーマで
実際に来院されている患者様をモデルにブログを
紹介しました。
前回の記事はこちら↓
前回の記事にも紹介しましたが
緊張型頭痛がある方は顎関節のトラブルを
抱えている方も少なくありません。
また実は顎関節が元の原因になり
頭痛に悩まされているケースもあります。
顎関節が問題で頭痛が引き起こされる方に
多いのが顎関節症や歯ぎしりです。
今日は顎関節症や歯ぎしりがある方で
頭痛にお悩みの方におすすめの
セルフケアをお伝えしたいと思います。
歯ぎしりはなんで起きるのか?
まず歯ぎしりはなぜ引き起こされるのでしょうか?
口を開けた状態から口を閉じると
わかると思いますが
噛むときには下顎が上に上がる運動が起きますよね?
歯ぎしりをしてしまう方は
下顎の骨が上に上がりすぎていて
この時に働く筋肉が過剰に緊張している
状態になっています。
その筋肉は主に
・側頭筋
・咬筋
・翼突筋(セルフケアできないので省きます)
の3つの筋肉があります。
この3つの筋肉が緊張すると
噛み合わせがさらに強くなってしまい
筋肉が強張ることで緊張型頭痛の原因に
なる事があります。
今日はその3つの筋肉の中でも
セルフケアがしやすい側頭筋と咬筋の
ケアの方法を紹介しますので
ぜひご自身でも取り組んでみて下さい。
咬筋のセルフケア
頬の下に手を当ててグッと噛むと
固くなって膨らんでくる筋肉が咬筋です。
この咬筋は緊張していると押して痛い場合があるので
痛い場合は緊張しているサインです。
その場合はぜひこのセルフケアをやってみて下さい。
- 咬筋に触れる
- 押して痛い箇所を押した痛みが和らぐまで押す
- 押した指で皮膚を上に引き上げて口を開ける
- 5回繰り返す
側頭筋のセルフケア
側頭筋は耳の上より少し前の側頭部に
手を当てて、グッと噛むとピクッと動く
のがわかりますか?
ピクッと動く部分が側頭筋でこのポイントに
手を当ててセルフケアを行なって下さい。
- 側頭筋に触れる
- 後頭部の方向に引っ張り30秒キープする
- 頭頂部に向かって引き上げて口を開ける
- 5回繰り返す
まとめ
やってみていかがでしたか?
咬筋を押して痛かった方や
側頭筋を押して気持ちよく
感じた方はそこが凝っている
ポイントかもしれません。
これらの筋肉をセルフケアすると
顎への圧迫感が減った感覚がしたり
顎の関節が動きやすく感じて楽に感じる
方もおられたかと思います。
そんな感覚が出た方は
このケアを続けて頂くと
顎のトラブルの軽減や
緊張型頭痛の軽減に
つながるかもしれませんので
ぜひ続けて取り組んでみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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