靴底の左右差が改善!62歳ランナーの症例

2026年10月8日

「新しいランニングシューズを買ったのに、左側だけすぐにすり減ってしまう」

「左右で靴底の減り方が違うけれど、走り方に問題があるのだろうか?」

「膝や腰に不安はあるけれど、これからもランニングを続けたい」

このようなお悩みはありませんか?

今回は、ランニングシューズの左側だけが早くすり減ることをきっかけに来院された、62歳男性ランナーの改善事例をご紹介します。

痛みがある場所だけを見るのではなく、「なぜ左右差が生まれているのか?」を身体全体から確認したことで、走り方にも変化が現れたケースです。

「左の靴底だけ減る…」そんな経験はありませんか?

今回来院されたのは、62歳の男性。教員をされており、ランニングを趣味として続けている方です。

来院のきっかけは、痛みそのものではありませんでした。

気になっていたのは、

「新しく購入したランニングシューズなのに、左の靴底だけが早くすり減ってしまう」

ということでした。

ランニングを長く続けている方ほど、シューズの減り方や走ったときの左右差など、ちょっとした変化に気づくことがあります。

「自分の走り方に何か問題があるのでは?」

「このまま走り続けても大丈夫なのか?」

そんな疑問から、身体の状態を詳しく調べることになりました。

膝や腰にも不安があり、「このまま走り続けていいのか」が気になっていた

今回の患者さんには、靴底のすり減り以外にもいくつか気になることがありました。

ランニング中の左右差に加えて、腰に痛みやしびれを感じることがあり、時々、左膝の外側にもランニング中の痛みが出ていました。

さらに2年前には、左膝の「半月板後根断裂」というケガを経験されています。

半月板は膝への衝撃をやわらげるクッションのような組織です。

治療後、膝そのものは回復していましたが、

「以前に膝をケガしているので、また悪くならないだろうか」

という不安もありました。

何より患者さんが希望されていたのは、

「これからも大会に出たり、日常的にランニングを楽しんだりしたい」

ということ。

だからこそ、単に痛みを取るだけではなく、今の自分の身体の弱い部分や走り方のクセを知りたいと考えていました。

62歳からでも、身体の使い方は変えられます

「年齢的に仕方がないのでは?」

「昔、膝をケガしているから左右差があるのは仕方がない」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、年齢や過去のケガだけで、現在の走り方がすべて決まるわけではありません。

大切なのは、

今の身体がどのように動いているのかを確認することです。

筋力が十分に戻っているのか。

片足になったときに身体を安定させられるのか。

骨盤や膝が必要以上に傾いていないか。

こうした部分を一つずつ確認すると、自分では気づかなかった身体のクセが見えてくることがあります。

そして、その原因に合わせてトレーニングを行うことで、身体の使い方が変わる可能性があります。

実際に改善した62歳男性ランナーのケース

今回の患者さんは、ランニング仲間からの紹介で来院されました。

紹介してくださった方から、

「膝のリハビリから競技復帰までサポートしてもらって、また走れるようになった」

「走ることに詳しい先生がいる」

と聞いたことが来院のきっかけでした。

そこで今回は、痛みが出ている部分だけでなく、立ち方・片足立ち・膝の動き・骨盤の安定性・左右の筋肉の状態などを確認しました。

現在までの施術・トレーニングは4回です。

そして、最初にすり減ったシューズのあと、新しいランニングシューズを購入されました。

すると、

新しく購入したシューズでは、以前のような左側だけの目立ったすり減りが現在のところ見られていません。

さらに患者さん自身も、

「以前より力まずに走れている」

と走り方の変化を実感されています。

なぜ走り方と靴底の減り方に変化が出たのか?

検査をしていくと、左膝そのものは手術後の経過も良く、回復していました。

一方で、身体の「使い方」に左右差が残っていました。

特に確認できたのが、

左太ももの内側の筋肉が右側と比べてやや細くなっていたことです。

また、左足だけで身体を支えたときに膝が内側へ入りやすく、骨盤も下がりやすい状態でした。

ランニングは、左右の足で交互に片足立ちを繰り返しているような運動です。

そのため片足で身体を支える力が十分でないと、着地するたびに膝や骨盤がブレやすくなります。

さらに検査では、左側の腰周辺の筋肉もうまく働きにくくなっていました。

つまり今回のケースでは、

「左膝だけが悪い」のではなく、左脚で身体を支えたときに、太もも・お尻・腰が協力して身体を安定させる力が十分ではなかった

と考えました。

その結果、走るたびに身体のバランスが崩れ、左足への負担のかかり方にも偏りが生まれていた可能性があります。

そこで施術では、硬いところをほぐすだけではなく、

太ももの内側・お尻・腰周辺の筋肉を正しく使えるようにするトレーニングを中心に行いました。

片足で立ったときに膝と骨盤を安定させる練習も取り入れています。

4回の施術・トレーニングを終えた現在、患者さん自身が「力まずに走れる」と感じるようになり、新しいシューズにも以前のような偏った減り方が見られなくなりました。

「また膝や腰が痛くならない?」という不安がある方へ

過去に膝や腰を痛めた経験があると、

「走ったらまた悪くなるのでは?」

「もうランニングをやめたほうがいいのかな?」

と不安になることがあります。

しかし大切なのは、年齢だけで判断したり、痛みがあるからといってすぐにランニングを諦めたりすることではありません。

まずは、現在の身体がどのような状態なのかを確認することです。

痛みが出る場所と、その原因になっている身体の使い方が必ずしも同じ場所とは限りません。

今回の患者さんも、膝だけを見るのではなく、太もも・股関節・骨盤・腰まで確認したことで、改善すべきポイントが見えてきました。

患者さんからは、

「自分でも分かるくらい、力まずに走れるようになった」

「結局、片足で支える筋力やバランスが足りず、悪い姿勢で走っていたことがよく分かった」

「速く走るということは、ケガをしないバランスの良い身体づくりからだと痛感した」

という感想をいただいています。

※施術による変化には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。

靴底の減り方が気になったら、それも身体からのサインかもしれません

「靴底の左右の減り方が違う」

「走ると片側の膝や腰だけ痛くなる」

「昔ケガをした側の脚がなんとなく弱い」

「自分のランニングフォームに問題がないか知りたい」

このようなことが気になっていませんか?

痛みが強くなってから身体を整えることも大切ですが、違和感や左右差に気づいた段階で身体の状態を確認することも、長くランニングを続けるためには重要です。

当院では、痛い場所だけを見るのではなく、片足で立ったときのバランス、膝や股関節の動き、骨盤の安定性、筋力の左右差などを確認しながら、その方に必要な施術やトレーニングをご提案しています。

「これくらいで相談してもいいのかな?」

という段階でも大丈夫です。

今より速く走りたい方も、痛みなく長く走り続けたい方も、まずは自分の身体の特徴を知るところから始めてみませんか?

ランニング中の膝・腰の痛みや、フォーム、シューズの減り方、身体の左右差などでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

◆当院へのご予約方法◆

電話・web予約・LINE

からご予約調整できますが

LINEから友達登録して頂きチャットでご予約して頂くと
一番スムーズに対応できますのでおススメです。

友だち追加