薬を飲んでも良くならない肩こりと頭痛におすすめの整体
2024年12月17日
こんにちは。
最近は特に冷え込む日が増えてきて
体が縮こまり肩こりや頭痛を訴えて
来院される患者様が増えてきました。
今日はそんな肩こりと頭痛について
どのように解決していったら良いのか
実際の患者様の例と合わせて
紹介していきたいと思います。
今回紹介する患者様は
年齢) 30代女性
職業)公務員
症状)左の首肩凝りと頭痛
既往歴)中学生から頭痛持ち 大学生の時に顎関節症
産後から特に症状が悪化し
ここ1ヶ月は特に症状がひどく
なってきたそうで頭痛外来を受診し
片頭痛と診断を受けて
痛み止めを服用されていました。
痛み止めの服用頻度が1ヶ月の間に
10回になると注射で治療をすると
指導されたようですが
ここ最近は既に8回服用していて
どうしようもなくしんどい状態で
困り来院されました。
問診
まず問診でお話を聞くと以下の点が気になりました。
- 左側の首肩こり (右はさほど気にならない)
- 左側の頭痛(全体が痛いこともある)
- 顎関節症になったことがある
- 左肩の動きが右肩に比べ詰まっている
- 雨降り後や月経前後に頭痛が出やすい
頭痛は様々な種類がありますが
肩こりを伴う頭痛や頭痛が出るパターンが
決まっている場合は片頭痛や緊張型頭痛の
可能性が高くなります。
どちらか一方の方もおられますが
ミックスタイプの方も少なくありません。
今回のケースでは
・左の首肩こり
・顎関節症の既往歴
・左肩の動きが詰まっている
これらは緊張型頭痛の特徴であり
・左側の頭痛
・雨降り後や月経前後の頭痛
については片頭痛の特徴になります。
ですので今回ご相談頂いた頭痛の症状は
ミックスタイプの頭痛かな?と考えました。
施術前の説明
頭痛のガイドラインや論文では
緊張型頭痛には徒手療法(理学療法や整体など)は
効果が出る可能性があるとされていますが
逆に片頭痛については投薬以外の施術方法は
効果が期待しにくいと言われています。
ですので改善できる範囲とできない範囲が
あることを患者様に説明しご理解いただいた上で
今回は施術を受けて頂きました。
整体
- トリガーポイントの施術
- 筋膜調整
- 肩甲骨の調整
- 背骨の矯正
- お灸
施術は矯正も含め痛みはなく
時々いた気持ちいい程度の施術を
行いましたが、施術後は左肩の動きが
とても良くなり、体の変化に患者様も
驚いておられました。
その後の経過ですが
施術開始から1ヶ月の間に
計4回来院して頂きました。
その間は鎮痛薬も1ヶ月に2回しか服用せず
症状の強さも本人が感じる症状の強さを
10を最大の辛さとすると
8→3まで減らすことができました。
最初の施術後からすぐに効果が出て
比較的1ヶ月間は楽に過ごされましたが
その後、仕事が急に忙しくなりその時は
頭痛が再発しました。
毎回施術をする度に頭痛が
どのタイミングで出たのか
ヒアリングをしていくと
頭痛が出る本当のパターンに
気づきました。
この方は最初は雨が降る前と生理前後の
頭痛を訴えておられましたが実はよく
観察してみると
・睡眠不足の時
・仕事に集中して終わってホッと一息ついた時
このタイミングで頭痛が
出ていることに気付きました。
このように症状が出るパターンが
わかりやすいのが片頭痛です。
この頭痛症状を防ぐためには
投薬はとても大切な方法になります。
それでも今回は緊張型頭痛が緩和したことで
頭痛の出る頻度や症状も軽減して
何より月経時の頭痛や雨降り前の頭痛も
出なくなったと喜んで頂きました。
まとめ)
今回のように薬を飲んでも良くならない
頭痛の場合は片頭痛があったとしても
実は緊張型頭痛が主な症状になっている
可能性があります。
緊張型頭痛は筋の凝り(トリガーポイント)や
筋膜も関係するので整体で改善できる
症状の1つになります。
もし肩こりや顎関節症があって頭痛に
お悩みでしたら緊張型頭痛があなたの頭痛の
原因かもしれません。
お困りでしたらお気軽にご相談頂ければと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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