逆子について

2023年09月15日

冷え込む季節が到来しましたね。今回は、妊娠中のママたちの大きな悩みである逆子に焦点を当ててお話ししたいと思います。逆子は心配な状態の一つですが、適切な知識と対応を持つことで、安心して出産を迎えられることも少なくありません。

逆子って病気?

逆子で悩んでるママたちにまず最初に知ってほしいのは、逆子は病気ではないということ。赤ちゃんの発育には問題がないので、ご安心ください。

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逆子と鍼灸治療のタイミング

逆子の治療は28週以降に行うのが理想的です。早めに治療を始めることで、治る確率が高くなります。通院は週に2回、2〜3回程度の施術を受けることをおすすめします。

 

逆子の原因

  • 赤ちゃんの位置取りに関する誤解説:赤ちゃんは「頭熱足寒」の状態を好むと言われています。赤ちゃんは温かい方を頭を向けたがるようです。この状態は、ストレスや睡眠不足、栄養不足などの影響で生じることが多いです。
  • 腰やお腹の緊張説:腰やお腹が緊張していると、赤ちゃんが動きにくくなります。
  • 内臓の冷え説:冷たい飲み物を多く取ると背中や胃腸が冷え、逆子の原因になると考えられています。

「頭熱足寒」とは?

「頭熱足寒」という言葉は、文字通り「頭部が熱く、足が冷たい」状態を指します。一般的に、この状態は体のバランスが崩れているときに見られるものです。

なぜ赤ちゃんは「頭熱足寒」の状態を好むのか?

実際には、赤ちゃんがこの状態を「好む」というよりは、お母さんのお腹の中での環境が「頭熱足寒」になりやすい場合、赤ちゃんはこの環境に適応してしまうことが考えられます。つまり、お母さんの体の内部の温度や血流の状態によって、お腹の中での赤ちゃんの位置や向きに影響を受ける可能性があるということです。

この「頭熱足寒」の状態が続くと、赤ちゃんはお母さんの上部、つまり頭側が温かい方向に頭を向ける可能性があるとされています。このような状態が固定されると、逆子となるリスクが考えられます。

施術に際しての重要な注意点

当院では、医師から安静指導を受けている方、腰痛、出血がある方は施術ができません。

すべての逆子が鍼灸で改善するというわけではありません。

原因が赤ちゃん自身のもの(多胎妊娠、病気、発育等による)だったりする場合もございます。

必ず担当のお医者様や助産師さんに確認してください。

鍼灸治療の方法

鍼灸での逆子治療の目的は、お腹を柔らかくし、体の緊張を解消し、子宮の血流を良くすることです。施術では、3本~7本のはりを使用し、お腹には直接はりを行いません。痛みを最小限に抑え、リラックスできるよう心掛けて施術を進めています。

施術を行う箇所は主に手足や肩、肩甲骨、背中、腰、殿部に行います。そのツボは個人差で変わります。

出雲 竹﨑鍼灸整骨院の鍼灸施術風景

実際の施術は上向きか横向き、あるいは座位で行います。

逆子治療中の生活の過ごし方と注意点

  1. お腹を温めすぎない:カイロなどでお腹を過度に温めると、赤ちゃんが不快に感じます。
  2. 逆子体操の取り組み方:無理に逆子体操をしすぎると、お腹に張りや腰痛が生じることがあります。必要以上に頑張りすぎず、リラックスしてください。
  3. 温かい飲み物を取る:胃腸を温めることで、体が温まります。
  4. リラックスして過ごす:自分の体を大切にし、ゆっくりと過ごしましょう。

  

まとめ

逆子治療での鍼灸の目的は、ママの体質を改善し、お腹の緊張を和らげること。

この治療法で、赤ちゃんが動きやすい環境を作ることができます。健康なママは、家族全体の健康につながります。逆子でお悩みの方は、ぜひ竹崎鍼灸整骨院までご相談ください。

それでは、次回のブログでまたお会いしましょう。お身体を大切に、健やかな日々をお過ごしください!

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